別名ニッポニカとして知られる、日本大百科事典が改定されます。
進化し続ける百科事典
2020年4月10日、ジャパンナレッジは、日本大百科事典の内容について新規追加、改定を行うと発表しました。
従来の紙媒体の辞典として、知識の元となる事柄が多数収められている物ですが、近年では、書籍をデータベース化し、毎年内容を更新しています。
紙の時代では、改定が行われるたびに買い替えが必要でしたが、今ではサイトにアクセスするだけで最新の情報が閲覧できます。
追加項目は、美術、肖像画、歴史、医療、気象などが対象
新しく追加される項目としては、美術や歴史がありますが、近年進歩が著しい分野が新規追加されます。
医療分野としては、各自の遺伝子を用いてがんを治療するがんゲノム医療や、胆管内にたまった胆汁を排出する胆道ドレナージなど。
気象分野では、近年聞かれるようになった記録的短時間大雨情報、つまりゲリラ豪雨に対する警戒レベルについてや、積乱雲が帯状に並び、多量の降雨が続く線状降水帯などとなります。
改定内容もよく聞かれる言葉が
改定内容についても、医療分野ではアナフィラキシー、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど、よく聞く症状名が改定になっています。
改変される事が多い分野として、法律については少年法の改定。社会経済についても債務や災害特別措置法などが挙がっています。
(画像はプレスリリースより)
日本大百科事典
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