規制とガイドラインに沿って再稼働を許可
ミャンマー情報省にようると、同国の各工業地帯の工場や事業所は4月20日から30日まで閉鎖し、保健・スポーツ省(Ministry of Health and Sports)と労働・入国管理・人口省(Ministry of Labour, Immigration and Population)による強制検査を受けているという。
これは新型コロナウイルス感染に関する規制とガイドラインに沿って行われ、再稼働する準備が整った1,000人以上の労働者がいる製薬工場、食品製造工場、その他の工場・職場・事業所などが優先される。
ミャンマー労働組合総連合(Confederation of Trade Unions in Myanmar)の関係者によると、工場や作業場の検査期間中に労働を強いられた場合、労働者は苦情を申し立てることができるという。
徹底した検査を実施
首都ネピドーがあるマンダレー地方域では、工場を再稼働するために検査を開始しており、検査チームは工業地帯監督委員会、保健局、労働局、産業監督検査局等の職員で構成されている。
健康ガイドラインでは在宅ワークを奨励し、出勤した際にはマスクを着用し、1.8メートルの社会的距離を保っているかどうかを確認する。
また、すべての労働者にマスクと手袋、輸送用の座席計画、温度計、手洗器、廃棄物管理方法、健康的な食品を用意した。
さらに、検査チームはウイルス感染の一般的な症状が見つかった際に、従業員の搬送準備が整っていることも確認する。
(画像はプレスリリースより)
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/