混乱する社会のコミュニケーション
外出規制が行われ、すべての会話が遠隔で行われている。FAST COMPANYでは4月14日、多様な通信が1つの家庭で行われていることに対し、各家庭での混乱を防ぐため、計画的に行うようアドバイスを掲載している。
マルチタスクの混乱を避ける
外出規制により、家庭内では親がビデオ会議、子供はオンライン授業、さらに仕事や授業以外では、オンラインショップ、SNS、動画、ゲームなどほぼ24時間オンライン状態となっている。
これまでも「マルチコミュニケーション」は私たちの社会を大きく変えたが、パンデミック後、世帯ごとでこのようなオンラインの在り方は前例がない。そこで、マルチタスクの状況に依存しすぎないよう、ポイントをアドバイスしている。
必要なコミュニケーションを把握する
企業や組織側は、すべては画面の中で行われ、仮想化された世界であることを認識し行動する。
必要以上の会議や、複数のコミュニケーションツールを使うことは、混乱が生じ、生産性の向上を妨げるものとなる。また従業員・生徒は、家庭との切り離しが難しく、集中力の維持が難しい。
パソコンを使える時間、家庭の事情で働ける時間などを把握することも必要だ。
家庭では、仕事や授業、余暇に使うオンラインの状況を把握し、それぞれが分配で集中できる環境整備を行う。午前中は誰がパソコンを使うか、午後は誰が家事をするかなど、きちんと計画するとよいだろう。
(画像はPixabayより)
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