テーマは「日本語通訳の活用」と「地域とのつながり」
埼玉県は、4月16日、県内在住の外国人を対象に「令和元年度埼玉県外国人住民意識調査」を実施した結果を発表しました。
なお、調査期間は、令和2年1月6日~2月5日。やさしい日本語、英語、中国語で実施し、794名(50の国と地域)から回答を得ました。
「通訳アプリが役に立った」が70.7%
調査結果によると、「通訳ボランティアの活用」について、「日本語の通訳を頼んだことがある」と答えた外国人は、61.2%にのぼりました。
また、「通訳を頼んだことがない」と答えた人のうち、79.7%が「自分が日本語を話せるから」と回答。「通訳を頼むことができる人がいない」「どうしたら通訳を頼むことができるのか分からない」と答えた人が16.2%でした。
「翻訳ができる機械やスマホのアプリ活用」については、「使ったことがある、役に立つと思った」が70.7%。「使ったことがない」が20.7%にとどまりました。
「地域の人との交流(複数回答可)」については、76.6%が「近くに住む人とあいさつをしている」と最も多く、「祭りや運動会等地域のイベントに参加している」が32.8%、「学校のイベントに参加している」が31.6%と続いた一方、「交流がない」と回答した人も10.4%いることが判明。
県では、今回の調査結果を、外国人住民へのサポートや施策を進めていく上での参考にしていく考えです。
(画像はイメージです)
埼玉県 プレスリリース
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