今後は電力サービス事業なども展開
京セラ株式会社は、2020年3月31日、同社ソーラーエネルギー事業本部の名称をスマートエナジー事業本部へ変更すると発表した。
同事業本部は、太陽光発電システム・蓄電池・燃料電池といった環境エネルギー関連製品の開発・製造・販売を、主に手がけている。今後は電力サービス事業なども展開すべく、今回の名称変更を行ったという。
再エネの普及拡大が国内外で求められている
京セラは、電子デバイスや産業・自動車用部品などを扱う部品事業や、ドキュメントソリューションなどを手がける機器・システム事業を展開している企業。「お客様第一主義」を最も大切なテーマとして掲げ、「京セラフィロソフィ」「アメーバ経営」の実践を通じて新たな価値を創造し続けている。
同社は、地球環境保全に向けたさらなる再生可能エネルギーの普及拡大が、近年の国内外で求められていると判断。ソーラーエネルギー事業本部においても、太陽光発電を活用した電力サービス事業や、蓄電池・燃料電池を活用したVPP(バーチャル・パワー・プラント)事業を展開する必要があると考えた。この展開のため、同事業本部は名称を変更するに至った。
地域エネルギーマネージメントにも注力
名称変更後のスマートエナジー事業本部では、これまでの環境エネルギー関連製品事業に加えて、電力サービス事業やVPP事業を展開。また、地域エネルギーマネージメントなどの事業にも注力し、価値ある新規事業を創出するという。
京セラは今後も、低炭素社会の実現および持続可能な人類社会の進歩発展に貢献するとしている。
(画像は京セラの公式ホームページより)
ソーラーエネルギー事業本部の名称変更について - 京セラ株式会社
https://www.kyocera.co.jp/news/2020/0304_kkyg.html