ベバスト、電気自動車用のネットワーク化された充電ステーション「Webasto Live」を発売

ベバストは、電気自動車用のネットワーク化された壁取り付け型充電ステーションである、インテリジェントな「Webasto Live」を発売した。

Webasto Liveを使用した電気自動車の充電プロセスは、接続機能によって、アプリや充電ポータルを介して制御することができる。

また、オンラインによるリモート操作と更新が可能となるとともに、LANおよびWLANインターフェースに加えて、4Gモデムを介したインターネットへの接続も実現している。

Webasto Liveは、関連する接続機能を安全でグローバルに管理するために、POST Luxembourg社の初期サブスクリプションを基盤とし、G+D Mobile Security社のeSIMテクノロジーを導入した。

eSIMは工場で充電ステーションに取り付けられており、インストールされたセキュリティ証明書によって充電ステーション、スマートフォンアプリ、クラウドベースのWebastoバックエンド間の通信が保護される。

また、eSIMにより、異なるネットワークオペレータープロファイルを使用して、充電ステーションが柔軟にプロビジョニングすることができる。

ベバストは、このプロビジョニングのメンテナンスのために、G+D Mobile Security社のAirOn eSIM管理システムを使用する。また、POST Luxembourg社が充電ステーションの最初のネットワークプロバイダーとなる。

さらに、必要な場合には、eSIMテクノロジーにより他のオペレーターピロファイルを「無線で」ダウンロードすることができる。これにより、ベバストは、生産におけるバリアントの数を増やすことなく、国内のローミング法など現地の要件を満たすことが可能となる。

一方、エンドカスタマーは、この標準化されたSIMカードのおかげで安全な通信の恩恵を受けることができ、常に全国で利用可能な最良の接続、または、カスタマー自身が選択した接続を受け取ることができる。

POST Luxembourg社は、ヨーロッパのモバイルネットワークオペレーターとのローミング契約を締結しており、シームレスなネットワーク範囲を保証している。

ベバスト、アフターマーケット事業担当のグローバル責任者であるHeike Niehues氏は、今回の製品について次のようにコメントした。

そして、G+D Mobile Security社、コネクティビティ＆デバイスソリューション担当責任者であるBernd Müller氏は、「我々のソリューションによって、高度に複雑なセキュリティプロセスが、迅速で使いやすい標準としてエンドユーザーに認識されるようになる。これによって、インテリジェントデバイスとデジタルサービスのメーカーが、機能と確信に集中できるようになる。ベバストによる最先端の充電ステーションは、この代表例である。」と述べた。

また、POST Luxembourg.社、国際販売事業部門担当の責任者であるKlaus Fuchs氏は、次のように説明した。

（画像はプレスリリースより）




Webasto Press Releases
https://www.webasto-group.com/