ビジネスの決まり文句で相手を縛らない
「独創性」「発想の転換」「基本に立ち返る」など、ビジネスでよく求められる言葉があるが、9月27日のtrainingzoneは、こうした言葉がかえってキャリアを抑制する可能性があることを指摘し、部下への言い方に注意するようアドバイスしている。
リーダーの適切なコミュニケーションが鍵
ある研究では、ビジネスパーソンの41%が、リーダーのミスに不適切なコミュニケーションをあげている。
不適切なコミュニケーションは、プレッシャーを抱えているときに起こりやすく、結果として「全く伝わらない」「明確に伝わらない」「(感情にまかせて)過剰に伝える」という3つの特徴がある。
記事では、これらの特徴から言い方を変える事例を紹介している。
言い方を見直し、伝えること
全く伝わらない例として、業務を進めるとき「こうするべきだ」と押しつけること。相手は反発して聞かなくなる可能性があるため、「こうしてはどうだろうか」と会話をつなげることが望ましい。
明確に伝わらない例は、命令するとき。「すぐに返信してください」と「できるだけ早く返信してください」では、求めるものを得られない可能性がある。命令を避けようとするよりも、必要性を伝えることが適切だ。
過剰なコミュニケーションになると、長々として要点がつかみにくくなる。コミュニケーションは、2人(またはそれ以上)で行うものであり、相手を気にかけることが、会話を成立させることにつながると指摘している。
(画像はPixabayより)
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