起業への関心などについて年代ごとにまとめる
freee株式会社は、「起業」に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年9月11日に発表した。
同社は、クラウドサービス『人事労務freee』などを提供している企業。同調査は、20~69歳の有職者男女900人を対象として実施されたものであり、結果概要では起業への認識や関心などについて年代ごとにまとめている。
「自由に仕事がしたかった」
調査ではまず、「起業の関心度」について訊ねている。結果は、30代の42.4%が「既に起業している、もしくは起業に関心がある(あった)」と回答し、最も強い起業意向を示した。他の年代で「起業に関心がある」と回答した比率は、20代では39.5%、40代では37.4%、50歳以上のシニア層では28.7%となっている。
起業に関心を示す層には、「なぜ起業しようと思いましたか」とも質問。結果は、全年代において「自由に仕事がしたかった」という回答が46.0%で最多となった。次点には、「収入を増やしたかった」「趣味・特技を生かしたかった」といった回答が並んでいる。
年代ごとに違う「起業に対して感じる不安」
起業に関心を示す層には、「起業に対して不安に感じていること」も訊ねている。結果は、全年代において「自己資金の不足」という回答が52.3%で最多となった。年代別で見ると、20代では「起業の方法が分からない」といった回答が多く、40代やシニア層では収入減に対するリスクに回答が集中する結果となっている。
なお、「尊敬する起業家・実業家」を起業関心層に訊くと、20代は「孫正義」、30代は「堀江貴文」、40代とシニア層は「松下幸之助」が、それぞれトップとなっている。
(画像はプレスリリースより)
freee、起業に関するアンケート調査を実施 - freee株式会社
https://corp.freee.co.jp/news/freee-2019-9415.html