生活習慣改善個別サポート
第一生命保険株式会社は9月13日、2型糖尿病の顧客に向けた取り組みを拡大することを発表した。
具体的には「生活習慣改善個別サポート」として、顧客に無料で専任の管理栄養士によるチャットサポートを一定期間提供する。その際、日々の食事や運動データを併せて活用し、その効果や実用性を検証するとのこと。
同社では近年予防という観点から、国民の健康寿命の延伸、QOL2の向上、医療費抑制につながる新たな保険サービスの開発を行っている。
この取り組みもその一環で、世界中で増えつつある糖尿病患者の生活・食習慣の改善を行い、合併症の発症を防ぐことで健康寿命の延伸等に重要な影響を及ぼすかを検証する。
いざという時を予防する観点から
第一生命保険株式会社ではこれまでも、健康診断書を提出するだけで保険料を割り引くことが出来る「健康診断割り引き」や、認知症予防につながる「認知症予防サービス」を付帯した「かんたん告知認知症保険」を発売してきた。
今回実施される新たな取り組みは、実施期間を2019年9月~2020年7月までと予定しており、1人当たりの実施期間は90日間程度となる。対象者は同社保険の保険契約にて2019年8月以降に2型糖尿病により入院給付金を受け取った顧客であり、かつ所定の条件を満たした人を500名ほどピックアップする。
同社ではこの検証結果を踏まえ、将来的に保障のみならず「プリベンション(予防)」の分野においても保険の役割を更に拡大できるような新たな商品・サービスの提供を目指していきたいと意欲的である。
(画像はプレスリリースより)
第一生命保険株式会社ニュースリリース
https://www.dai-ichi-life.co.jp/