戸建て住宅ならダイワ以外でもサービスの対象に
大和ハウス工業は8月20日、卒FIT余剰電力の買い取りと販売を行う「ダイワハウスでんき」を11月1日から提供すると発表した。
新サービスは全国の戸建て住宅のオーナーを対象とし、ダイワハウスのオーナーに限らない。大和ハウス工業は他社の戸建て住宅オーナーにも広くサービスを提供することで新たな市場開拓を狙っている。
買い取った卒FITの余剰電力は各エリアの電力会社の単価より3%下げた設定で販売し、電力の非化石価値は環境意識の高い需要家に販売するほか、大和ハウスグループ内で有効活用する。
蓄電システムを新規購入すれば国内最高の22円/kWh
買い取りの価格はダイワハウスのオーナーからは11.5円/kWh、他社の場合も10円/kWh。
さらに家庭用リチウムイオン蓄電システムを新規購入した場合には国内最高額の22円/kWh(1年間の期間限定)。電力の自家消費を推進するとともに、停電にも備えられる蓄電システムの導入を促進する。
大和ハウス工業は再エネの発電から買い取り・販売までを行うワンストップのサービスを強化することで、今後も脱炭素社会の実現に寄与していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
大和ハウス工業 リリース
https://www.daiwahouse.com/