どうなる2022年の自動車業界
2022年1月26日、業界特化型クラウドカンパニー、インフォアジャパン株式会社(以下インフォア)は同社のプリンシパル ソリューション アーキテクトである佐藤 幸樹氏による「2022年の自動車業界に関する予測」を公開しました。
予測の一つ目は、続く新型コロナウイルス感染症による混乱です。長引く感染症による影響は今後の自動車業界は柔軟な対応が求められます。新しい技術の導入やそれによる影響、そして感染症への対応の仕方も発展していくことになると予測しています。
2つ目は、最優先事項である製品の安全性についてです。最新技術が導入されるたびに、リコールの問題や安全性が議論されますが、新技術の投入と安全性の確保は細心の注意をはらい、バランスさせる必要があります。この件も今年の重要な課題であるとしています。
3つ目は俊敏性についてです。最新テクノロジーを必要とするオプションへの対応も俊敏性がもとめられます。クラウドベースのソリューションであれば迅速、簡単に導入できるので、今後の業務プロセスを発展させる際には必要な技術となるであろうと推測しています。
4つ目は半導体不足から半導体市場へ参入する企業が増加すると予測します。そして5つ目、重要部品の自給自足による地域の拠点と自立がより重視されるでしょう。
6つ目はサプライチェーンの可視化の重要性、7つ目は企業の手直しを行う際に必要な混沌としたデータ処理を把握して実現するため、AIによるデータインサイトが必須となるとみています。AIを導入したソリューションに投資する企業が増えると予測します。
8つ目は、2022年以降に競争力を持って成長するためには人材の獲得と確保の優先度を高める必要があります。
サステナブルが重要課題
最後の9つ目の予測は持続可能性が今後もますます重要になります。
EVだけでなく幅広く環境面の課題に取り組み、業界内の膨大なデータを有効に活かし今後の意思決定に役立てていく姿勢が重要であるとしています。
(画像はプレスリリースより)
インフォアジャパン株式会社のプレスリリース(PRTIMS)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000087389.html