講座申し込み者数が前年同期比でおよそ1.2倍に
株式会社エス・エム・エスが、「カイゴジョブアカデミー」講座申し込み者を対象に、2019年4月から2020年3月と、2020年4月から2021年3月のデータを比較し、新型コロナウイルスの影響に関するデータ分析調査を実施、その結果を12月14日に発表しました。
同調査で、2019年4月から2020年3月と、2020年4月から2021年3月の講座申し込み者数を比較したところ、その数はおよそ1.2倍になっていることが分かりました。
また、講座受講後に介護業界へ就業した人に関して、講座申し込み時点の就業状況を確認すると、2020年3月から6月までのおよそ4か月の間、「離職中の人」の講座申し込みが「何らかの仕事に就いている人」より、増える傾向にあることも明らかとなっています。
希望就業形態、「非常勤」と「こだわらない」が増加
講座受講後に介護業界へ就業した人に対し、講座申し込み時に、介護職として就業する際の希望就業形態についてどう考えていたか、「常勤」・「非常勤」・「こだわらない」の3択で質問したところ、前年同期比で「常勤」との回答が減少した一方で、「非常勤」と「こだわらない」が増加したことが分かりました。
講座を受講して介護業界へ就業した人で、前職の業界を比較すると「事務職・管理職」、「接客・サービス」、「営業」だった人の数が増加しているという結果が得られています。
また、「カイゴジョブアカデミー」の卒業生に、介護業界への入職理由を聞くと、「介護職は、利用者の近くにいる存在として、生活を支えている点が魅力に感じました。自分自身がやりたいことに近かったため、介護職に就業しようと思いました。(30代・女性・接客業からの入職)」や、「父が認知症で入院していたことや、前職で障がいがあるスタッフと関わっていく中で、高齢者介護や障がい福祉の仕事がしたいと考えるようになったため。(50代・女性・ビルメンテナンス業界からの入職)」などが挙げられました。
(画像はプレスリリースより)
株式会社エス・エム・エス プレスリリース
https://www.bm-sms.co.jp/株式会社エス・エム・エスのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000258.000013298.html