iPhoneのカメラと光源を利用した眼科診療機器
株式会社OUI(以下、OUI)が、ベトナムでアタッチメント型医療機器「Smart Eye Camera(以下、SEC)」を医療機器登録したと、12月13日に発表しました。
「SEC」はiPhoneのカメラと光源を利用した眼科診療機器で、動物実験とヒトの眼を使用した臨床研究の結果、既存の細隙灯顕微鏡と同等の性能があることが証明されています。
OUIの創業者で眼科医でもある清水氏・矢津氏・明田氏の3人が、NPO法人Fight For Visionの活動で、ベトナムの農村で白内障手術のボランティアに毎年参加。現地の診療所に眼科の医療機器がなく、眼科医もいない状況でスマ-トフォンの光で、患者の眼を診察しようとしている現地スタッフの姿から、SECのアイデアを得て実用化に至りました。
眼科医・医療機関との連携を強化し、課題解決に寄与
OUIはこれまで、アジア・アフリカ地域を含めた世界20か国以上において、現地の眼科医・NGO・医療機関・国際機関と協力し、さまざまなパイロット実証を実施。2019年6月には日本、2021年6月には欧州市場で医療機器登録を行いました。
同社は今回のベトナムでの医療機器登録を契機として、同国の眼科医・医療機関との連携を強化し、課題解決に寄与していくとしています。
(画像はプレスリリースより)
株式会社OUI
https://www.ouiinc.jp/株式会社OUIのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000064389.html