39%が「お買いものに行かない・行けない」と回答
KAERU株式会が8月12日から8月29日にかけて、40代から60代を中心とした全国の認知症当事者、認知症の人をサポートする家族・知人・介護職の人を対象に、「認知症当事者のお買いもの事情」に対する意識調査を実施、その結果を10月18日に発表しました。
同調査において、認知症・軽度認知障がいと診断を受けた人とその家族などに対し、『お買いものに行く頻度を教えてください』と質問したところ、「お買いものに行かない・行けない」との回答が全体の39%で最多、「週に2回から3回」が26%、「週に1回」が17%などと続きました。
その結果を踏まえ、『お買いものに行かない・行けないと答えた方の不安点は何ですか?』と聞くと、「歩行困難で外出できない」との回答が最も多く46%、次いで「買い忘れ」が28%、「その他」が26%などとなっています。
お買いものに行くにあたって最も不安な点は「多重買い」
サポートする家族・知人・介護職の人に、『対象の方がお買いものに行くにあたり不安な点は?』と質問したところ、「多重買い」との回答が最も多く49%、次いで「買い忘れ」が48%、「支払い時のお金の計算」が35%などとなりました。
また、『お買いものに行かない・行けない理由が解消された場合、対象者にお買いものを楽しんでもらいたいと思いますか?』との質問では、「本人が望むなら行ってもらいたい」が全体の75%で最も多く、「積極的に行ってもらいたい」の8%と合わせると、86%もの人が「お買いものに行ってもらいたい」と回答したことが分かる結果となっています。
(画像はプレスリリースより)
KAERU株式会社
https://kaeru-inc.co.jp/KAERU株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000084783.html