1つの重要なメッセージをシンプルに伝える
ある調査では、人前で話すことが怖い人は73%にも上っているとされているが、スピーチを行う前にいくつかの準備をしておけば、その恐怖や心配も軽減することができる。ではどういった準備をすれば良いのか、Daniel Donna氏がTransworld educationの記事で紹介した。
スピーチを行う際に、自身の専門分野になるとその知識を多く披露したい願望が強くなり、話が長くなる場合がある。オーディエンスはより短くシンプルなスピーチを高く評価する傾向にあるため、1つの重要なメッセージをシンプルに伝えられるように準備すると良い。
また、聴衆を引き付けるためにユーモアなどをスピーチに組み込むほか、表現豊かなボディランゲージなどを行うべきだ。さらに視覚的に訴えかけるためにも、スライドなどを準備しておき、聴衆にスピーチの印象を残す工夫をすることも忘れてはならない。
予期せぬトラブルにも動じないほど練習を重ねる
スピーチをしている際に頭の中が真っ白になってしまうなど、予期せぬトラブルにも動じないほど、事前に練習を重ねることも必要だ。重要なポイントはしっかりと覚えておき、スピーチ中にも確認できるメモの用意をしておくと良いだろう。
オーディエンスに心地よく聞いてもらうために、はっきり・ゆっくりとした話し方をすることを心がける。また、話し続けるのではなく、話に「間」を設けることでオーディエンスに情報処理する時間を与えられる。
(画像はunsplashより)
Transworld education
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