ガイド人材の育成に取り組むことで受け入れ体制の強化を
株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションと、一般社団法人せとうち観光推進機構で構成する「せとうちDMO」が、「瀬戸内インバウンドガイド講座」を開催すると、11月25日に発表しています。
同講座は、瀬戸内7県におけるガイドの発掘・育成を通じ、多言語(インバウンド)の受け入れ体制の強化を目指して開催されるもので、初回は12月12日から12月13日にかけて広島県広島市で、「瀬戸内インバウンドガイド講座 in 広島県」が開催される予定です。
12月から広島県での開催を皮切りに兵庫県や岡山県などの瀬戸内7県で開催され、参加者およそ200人が座学やフィールドワークから、ガイドに求められる基礎的なスキルなどを習得していきます。
地域の事業者の多言語対応が限定的になっている課題も
せとうち観光推進機構は、瀬戸内の魅力を伝えるためのコンテンツ制作やパンフレット制作などによるPR活動を続けてきましたが、一方で地域の事業者の多言語対応が限定的で、コンテンツ造成において課題がありました。
そういった背景からインバウンドを案内する多言語ガイドの必要性が高まっており、新たに案内ガイドを主体としたコンテンツ造成の一環として、今回の「瀬戸内インバウンドガイド講座」の開催に至っています。
広島市にある広島市文化交流会館での開催を皮切りに、最終回となる倉敷市民会館での開催まで合計7回、各県30人(合計210人)が参加する予定。「各地域でインバウンド向けにガイドとして活動したい人」や、「日常会話レベル以上の外国語または日本語能力がある人」などが参加できます。
(画像はプレスリリースより)
せとうちDMO プレスリリース
https://setouchitourism.or.jp/せとうちDMOのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000031538.html