和食料理店「きじま」水産業の持続可能性に貢献したとして表彰
「きじまが表彰されたのはリーダーシップ部門
「きじま」は「美味しい和食と豊かな海を、未来もずっと。」をスローガンにしている
水産業の持続可能な取り組みを表彰
11月6日に開催された、第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード表彰式で、神奈川県内で和食料理店を展開する株式会社きじま(以下、きじま)が、リーダーシップ部門のチャンピオンに選出された。
同アワードは、持続可能な水産物の普及や、日本の水産業の持続可能性に貢献したプロジェクトを表彰するもので、リーダーシップ部門は新しい取り組みで、業界のパイオニア的な存在となったプロジェクトに対しての表彰となっている。
「きじま」は、「美味しい和食と豊かな海を、未来もずっと。」をスローガンとし、水産物におけるサステナビリティだけではなく、店舗運営の面でも、様々な画期的な取り組みを実行していることが、授賞の理由になった。
外食業界の革新者として、日本初の取り組みに挑戦
「きじま」は、2019年9月から、日本の和食料理店としては初の試みとして、国際的なサステナブル・シーフード認証である、ASC認証のバナメイ海老とブラックタイガー海老の提供を開始した。
また同年10月には、MSC認証のカツオとメバチマグロの提供を開始し、メニューにMSC・ASCの「海のエコラベル」を表示している。この認証は、CoC認証(流通経路を含めたトレーサビリティの認証)取得が必要で、これも日本の和食店では初めてである。
同店は食材だけでなく、全店舗の運営において、使用する洗剤、箸や建材、印刷物など多角的な面において、環境に配慮したSDGsの取り組みを行っている。
高級店ではない同店は、価格を上げることなくこのような取り組みを続けるために、徹底的な無駄の削減という努力をしているという。
「美味しい和食と豊かな海を、未来もずっと。」
同店は、今回のリーダーシップ部門でのチャンピオンという称号を、外食業界がこの後に続いてくるような礎となるように、と認められた結果ととらえているという。
そして、今後も「美味しい和食と豊かな海を、未来もずっと。」というスローガンのもとに、『美味しくて安心・安全、そしてサステナブルな和食』を後世に伝える一翼を担っていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード
https://sustainableseafoodnow.com/株式会社きじま プレスリリース/DreamNews
https://www.dreamnews.jp/press/0000226005/