「食事目的の外食頻度」が5月度比で17.6ポイント回復
「家で過ごす時間」はマイナス20.9ポイントに
「テイクアウトやデリバリーの利用」が最多の8%
外食頻度が過去最低のマイナス62.8%から回復傾向に
株式会社クロス・マーケティングが10月23日から25日にかけて、全国の20歳から69歳の男女1,200人を対象に、「消費動向に関する定点調査(2020年10月度)」を実施、その結果を11月13日に発表している。
5月度の同調査結果比で、「衣類・アクセサリーの購入金額」がマイナス1.2ポイント、「化粧品の購入金額」がマイナス5.1ポイントとなった。
一方で「食事目的の外食頻度」は、5月度がマイナス62.8%で過去最低を記録したものの、10月度がマイナス45.2%となり、17.6ポイント回復し、外食を伴う消費全般でやや回復傾向にあることが分かっている。
5月度調査結果比で「給与所得」と「労働時間」が回復
同調査では「給与所得」・「労働時間」・「家で過ごす時間」についても調べた。その結果、「給与所得」が5月度比で10.3ポイント回復、「労働時間」も18.7ポイント回復していることが分かった。
「家で過ごす時間」についても、マイナス20.9ポイントとなっており、外出する人が増加傾向にあることも結果として得られている。
支援活動や応援プログラムなどが「外食」を後押しか
上記以外にも5月度に引き続き、支援活動や応援プログラム利用経験についても調査を実施。その結果、「テイクアウトやデリバリーの利用」が最多となり8%、「クラウドファンディング」が5%、「先払いシステムの利用」が4%となった。
5月度調査からは大きく変動した項目はないものの、こういった結果から支援活動や応援プログラムの利用などによって、「家で過ごす時間」が少なくなり、「外食」を伴う消費全般が伸びてきていることも考えられるだろう。
(画像はプレスリリースより)
株式会社クロス・マーケティング 「消費動向に関する定点調査(2020年10月度)」
https://www.cross-m.co.jp/report/exp/20201113exp/株式会社クロス・マーケティングのプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/235278