<detail_line_orange>2020年9月度 市販薬市場トレンド</detail_line_orange>株式会社インテージヘルスケアは10月27日、「2020年9月度 市販薬市場トレンド」を発表しています。9月度の販売金額は消費税増税前の駆け込み需要があった昨年と比較して、大幅なマイナスとなっています。
▲[2020年9月度 市販薬市場トレンド]:株式会社インテージヘルスケア
<detail_line_orange>殺菌消毒剤が前年同月比254.3%</detail_line_orange>同レポートは、全国3,245店舗の一般用医薬品(OTC)販売動向のデータを基にまとめられています。
2020年9月度の全体の販売金額は、849億円で昨年9月度と比較すると80.2%のマイナスです。プラスになったのは殺菌消毒剤、うがい薬、禁煙補助剤の3つです。
殺菌消毒剤の売上は37.8億円で前年同月比254.3%、うがい薬は12.6億円で185.9%、いずれも新型コロナウイルスの影響とみられます。
禁煙補助剤は4.0億円で100.3%となり、こちらは10月1日からのたばこの増税が影響していると考えられています。
<detail_line_orange>風邪薬関連の前年同月比82.4%</detail_line_orange>一方でマイナスとなったのは風邪薬関連で、売上は76.8億円、前年同月比62.4%です。総合感冒薬は43.5億円、前年同月比で見ると57.9%と大幅なマイナスとなっています。
ほかにもドリンク剤、酔い止め、胃腸薬、インバウンドで人気であった外用鎮痛・消炎剤も不調です。
株式会社インテージヘルスケアのプレスリリース
https://www.intage-healthcare.co.jp/news/release/d20201027/