航続距離250kmに 15座席から33座席で提供へ
ヒュンダイ自動車は6月29日、「カウンティエレクトリック」ミニバスをローンチしたと発表した。
同ミニバスの全長は7710mmで、15座席から33座席で提供される予定。高効率で高出力の128kWhリチウムイオンポリマーバッテリーを搭載しており、フル充電で航続距離は250kmにもなる。標準コンボ1DCシステムを使用すれば72分でフル充電状態にできるほか、17時間かかるものの家庭用220V充電器でも充電が可能だ。
環境に優しいだけでなくディーゼルモデルよりも加速度が30%高く、優れた走行性能も発揮していく。
乗客が乗降する際の事故を防ぐセンサーなども搭載
「カウンティエレクトリック」ミニバスには、乗客が乗降する際の事故を防ぐセンサーを搭載。中央ドアの近くに配置された超音波センサーなどが、乗降時にドアが閉まるのを防ぐほか、何かがドアに引っかかっても検出して自動で開く仕組みとなっている。
アクセルペダル付近にも超音波センサーがあり、乗客の動きが検出された際にバスが停止状態から発進できないようにする。
また、強固なブレーキディスクと電子制御のエアオーバーハイドロリック(AOH)・ブレーキシステムが搭載されており、バッテリーによる車両重量の増加に対応する。
(画像はプレスリリースより)
ヒュンダイ自動車 プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/3074