株式会社マンダムは、5月10日、自分の顔画像の加工に関する意識調査を報告した。対象は15歳から49歳の女性443名で、インターネット経由でのアンケート調査だ。
自分の画像を加工することや加工済みの画像をSNS等で共有することは年代を問わず一般的となってきており、特に10代は実際の自分の顔を加工画像に近づけたいと切望していることがわかった。
SNSへ投稿する画像は加工するのが当たり前
自分が写っている画像をSNSへ投稿する場合や知人と共有する場合、自身の顔を補正または修正加工するかという問いに対し、「いつもする」、「たまにする」という回答した人は全年代で7割を超えた。
SNS等に投稿するなど他人に見せる画像の場合、自分の画像を加工することは、年代を問わず、もはや当たり前になってきているようだ。
「加工」のしかたは世代によって違う?!
SNSに投稿する前に画像を加工すると回答した人に対し、よく使う機能について質問すると、「肌補正機能」という回答が最も多く、年齢に関係なく6割以上の人が利用している。
他人に見せる画像なだけに、肌をなめらかにしたり、ニキビなどのできものを隠したりして“見た目を良くする”この機能の利用率が高いのは、うなずける。
それぞれの機能について年代別でみると、すべての機能において10代の利用率が圧倒的に高い。特に顔のパーツやバランスを変える「顔補正機能」とパーツごとに色味を追加する「メイク機能」は、他の世代に比べて10%以上も利用率が高かった。
10代は、好奇心が強く、校則などでメイクが禁止されているなどの事情もあるだろうが、デジタルネイティブな故に、抵抗なく機能を使いこなしているという面もみえる。
なりたいのは「小顔」
顔画像の中でどこを加工するか?という問いに対して、20代以上は7割以上が「肌」と回答した。
これに対し10代は、8割近くが「輪郭」と回答し、同じく輪郭と回答した30代と比較すると3割も多かった。また、10代は、目、鼻、口も他の世代に比べて加工する率が高い。
輪郭を削って、パーツを大きくすることで「小顔」になりたいという要求を満たしているのかもしれない。
加工にリアルを近づけたい!
実際の自分の顔を加工画像に近づけたいかという問いに対して、10代の7割以上が「すごくそう思う」と回答したという。
同じ質問に対して、「すごくそう思う」と回答した20代は半数程度、30代以上になると4割を切る結果となり、大きな差がみられた。
SNS上でのコミュニケーションが不可欠となっている今の10代にとっては、SNSに投稿する「自分好みに加工した画像」に実際の自分を近づけたいと思うのは自然な願望なのかもしれない。
人中短縮メイクができる「CYQキューピッドリップ」5月20日新発売
同社は、今年の春に、「CYQ(シーワイキュー)」という新ブランドを立ち上げている。自分の顔の画像を自分好みに補正・加工することが日常的になっている若い世代へ向け、実際の自分の顔をメイクで細工し、印象を変えることを提案するブランドだ。
CYQの由来は、『細工』。細やかな日本らしさをイメージする細工という言葉を英文字で表現したものだという。
顔のパーツを細工し印象を変える、メイク以上、整形未満の仕上がりで「なりたい自分の顔に近づきたい」を叶える、第一弾のアイテムは、「CYQ キューピッドリップ」だ。
今回発売される「CYQ キューピッドリップ」は、太めのチップが採用されている。上唇の山にフィットし、唇全体に塗布しやすい。この1本で簡単に人中短縮メイクができるという。
顔の印象に大きく関係するといわれている「人中」。人中とは、鼻の下から上唇の間のことで、この部分が長いと間延びしたような顔に見えてしまうといわれている。
上唇の山を少しオーバー気味にチップをあてるのがポイントだ。顔の余白を少なく見せることで、小顔な印象になれるという。
(画像はプレスリリースより)
株式会社マンダム プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/CYQ 公式サイト
https://www.cyq-official.jp/