Bodygram Japan株式会社は5月19日、医療ダイエット専門クリニック「ディオクリニック銀座院」において、同社が提供しているAI身体計測テクノロジー「Bodygram」が導入されたと発表した。
これまでにも試着や採寸の難しいおむつや下着の業界で採用されてきているが、医療痩身業界における導入事例は初となる。
初年度は、銀座店にて500名程度の利用を見込んでいる。将来的にはディオクリニック全店舗での展開を目指すという。
たった2枚!服を着たままの画像から3Dアバターを作成
「Bodygram」は、服を着たままの正面と側面、2枚の画像をスマートフォンまたはタブレットで撮影するだけ。
AIが2枚の画像を解析し、ウエストや二の腕周りなど、全身24ヶ所を推定計測する。
採寸の手間がなく、3Dアバターを利用することで施術前後の変化を視覚的に確認できるようになった。
採寸は難しいのに、いまいち伝わらない
痩身業界では施術前後の効果を確認するために、メジャーなどを使って手採寸している。
採寸には手間と時間がかかり、技量も必要な作業だ。加えて、採寸データをPCなどに入力する際、入力ミスの心配がある。また、施術前後の変化を数値で見せても、よほど大きな変化でない限り、伝わりにくい。
3D画像で表現すれば、変化をより実感してもらえるようになるが、大がかりなスキャニング装置が必要だと、導入コスト面で問題となっていた。
導入の決め手は、高い機能と手軽さ
一方、「Bodygram」は、店頭端末で身長、体重、性別、年齢など利用者の基礎情報を入力しておき、店舗スタッフが正面と側面の写真をスマートフォンまたはタブレットで2枚撮影するだけの手軽さだ。
AIによる画像解析で推測計測するので、採寸ミスやデータの入力ミスもない。
画像から推定計測されたウエストや二の腕周りなどの全身24ヶ所のデータを使って3Dアバターを作成し、視覚的に訴えることができる。
手採寸も大がかりなスキャニング装置が必要なく、採寸データをPC入力する必要もない。つまり、安価で手軽に導入できるのだ。
スマホアプリとして個人利用可
「Bodygram(ボディグラム)」は、スマートフォン1つで身体計測できるアプリとして、App Store及びGoogle Play にて2020年6月にリリース済みだ。ユーザー数は30万人を超えており、幅広い年齢層の関心を集めている。
(画像はプレスリリースより)
Bodygram Japan株式会社 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/