「不動産は買い時」は前回比1.2ポイント減少
野村不動産アーバンネットは2月5日、同社が運営する不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象にした「住宅購入に関する意識調査(第14回)」の調査結果を発表した。
同調査は、不動産の購入検討者であるノムコム会員に年2回(1月・7月)不動産の買い時感をはじめとする市況に対する考えなどを聞くもので、調査方法はインターネット調査、有効回答数は1,555名。
「不動産は買い時」との回答は39.9%で前回(2017年7月調査)より1.2ポイント減少となっている。
買い時だと思う理由、消費税の引き上げ予定が増加
調査結果では、不動産の買い時感について、「買い時だと思う」が10.2%、「どちらかと言えば買い時だと思う」が29.7%で、合わせた39.9%が「買い時」と回答し、前回と比べ1.2ポイント減となった。
買い時だと思う理由については、「住宅の金利が低水準」が71.5%(前回70.7%)、「今後消費税の引き上げが予定されている」が50.2%(同43.0%)。
また、「買い時だと思わない」が、38.9%で前回調査より1.3ポイント増加。理由については、「不動産価格が高くなった」が73.1%(前回66.2%)で、前回比6.9ポイント増となっている。
今後の不動産の価格については、「横ばいで推移すると思う」の回答が34.5%(前回比3.0ポイント増)と最も高く、「上がると思う」の回答が23.1%(前回比0.2ポイント増)。「下がると思う」の回答は32.0%(前回比2.4ポイント減)。
また売却意向のある345名に「不動産の売り時感」を聞いた結果では、「売り時だと思う」「どちらかと言えば売り時だと思う」の回答が77.1%(前回比1.3ポイント増)となった。
売り時だと思う理由については、「不動産価格が上がったため」の回答が57.5%で、前回比9.8ポイント増と上昇。前回最も回答が多かった「今なら好条件での売却が期待できるから」の48.1%(前回比3.3ポイント減)を上回る結果となっている。
(画像は野村不動産ホールディングス公式サイトより)
野村不動産アーバンネット プレスリリース
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