青森県横浜町で32.2MWの風力発電所が運転開始
日立キャピタル株式会社は2月1日、同社のグループ会社「よこはま風力発電株式会社」が青森県上北郡横浜町雲雀平地区に建設していた、発電容量32.2MWの「横浜町雲雀平(ひばりたいら)風力発電所(発電容量2.3MW風力発電システム×14基/蓄電池併設型)」が、同日に商用運転を開始したと発表した。
今回運転を開始した風力発電所は、日立キャピタルグループと青森県横浜町の共同出資会社である、よこはま風力発電(2016年8月から日立キャピタルグループが出資参画)が事業主体となって建設を進めてきたもの。
この風力発電により、年間で約3万5,000トンのCO2排出抑制を実現する見込みという。また、同発電所の年間予想発電量は、一般家庭約1万5,000世帯分の消費電力量に相当し、発電した電力は、20年間にわたって全量を電力会社に売電することとしている。
再エネ事業通じ累積約30万トンのCO2排出抑制に貢献
なお日立キャピタルグループは、再エネなどの環境・エネルギーを注力分野と位置付け、日立グループをはじめとした事業パートナーとの連携を強化している。
風力発電分野では、2003年にリース業界でいち早く金融サービスを提供してから、発電システムのリースや保険、ファイナンシャル・アドバイザー、発電事業などのノウハウを組み合わせたソリューションを一括提供している。
また2013年度以降、風力および太陽光の再エネ事業を通じ、累積約30万トンのCO2排出抑制に貢献している。今後も拡大が見込まれる風力発電分野での事業を拡大するとともに、社会インフラを支えるエネルギーソリューションの提供を通じ、低炭素社会の実現に貢献していくとしている。
(画像は日立キャピタルHPより)
日立キャピタル株式会社 プレスリリース
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