「docomoスマートパーキングシステム」導入
駐車場のサブリースや紹介を基幹事業とする株式会社アズームは15日、株式会社NTTドコモの「docomoスマートパーキングシステム」を導入した駐車場の提供を開始した。
従来の時間貸し駐車場のシステムでは、敷地の規模によっては採算が取れず駐車場事業者が運営できない場合があった。
そこで設備施設の容易な「docomoスマートパーキングシステム」を導入すると、敷地内のスペースや月極駐車場の一部などで、1台から時間貸し駐車場として運営することができるのだ。
賃貸マンションの空き駐車場に導入
同社は同システムの導入第1弾として、神奈川県横浜市中区にある賃貸マンションの駐車場に提供開始した。入居者の需要が少なく空きスペースと化していた駐車場である。これを近隣住民も利用できる来客用駐車場として活用しつつ、不正駐車防止の効果も期待している。
「docomoスマートパーキングシステム」の特徴
「docomoスマートパーキングシステム」で運営する駐車場は、スマートフォンの専用アプリによってリアルタイムで検索・予約することができる。現地に行っても駐車ができないという心配はない。
入出庫は小さなセンサーで管理する。フラップ板などの設備も不要だ。利用者は予約した車室に停めるだけでよく、出庫時もそのまま出るだけでよい。
支払いはキャッシュレスである。専用アプリに登録されたクレジットカードで決済される仕組みだ。もちろん精算機の設置は不要である。
(画像はプレスリリースより)
株式会社アズーム プレスリリース
http://www.dreamnews.jp/press/0000166965/