月に500軒、電力供給で人々の生活を変える
11月20日、太陽光発電システムを提供するシンガポールの
ソーラーホームが、ミャンマーの農村地域でのオフグリッド太陽光発電システム設置が、目標数を達成したと発表した。
発表によると、同社はミャンマーの非電化地域にシステムを1000軒設置することを目標としていた。
1000軒設置する事により、4900人が電力による照明を使えるようになり、1670人の子どもたちが勉強時間を延長することが可能になった。200人のショップオーナーは営業時間を延長し、120人の漁師は夜間の漁のため照明を取り付けた。
同社によれば、この数ヶ月で設置件数が大幅に伸びたという。以前は月に100軒のシステムが設置されていたが、現在は50人以上のスタッフによって、月に500軒を超えるシステムが設置されている。
東南アジアに2700万の非電化世帯
ソーラーホームは家庭向けの太陽光発電サービスのパイオニアとして知られている。
レンタルサービスを採用しているため、利用者は初期コストをかけず、手頃な価格で電力の利用をスタートできる。
副社長のMila Bedrenets氏は、
この数ヶ月の設置数は私たちの期待を上回っている。東南アジアには約2700万の非電化世帯がある。それらの地域では、古いエネルギーに30億ドルを費やしているため、市場規模は巨大だ。来年はミャンマーの4万世帯以上に、再生可能エネルギーによる電力を提供する予定だ。(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
ソーラーホーム
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