更なるAD&ADoDソリューションを nuTonomyを買収
大手自動車部品メーカーであるデルファイが、nuTonomyを買収することで合意に至ったと、24日のプレスリリースで発表した。
デルファイは、世界中の自動車メーカーや新しいモビリティ顧客に対し、更なるAD(自動運転)&ADoD(モビリティ・オン・デマンド)ソリューションを届けるため、自動運転技術を長年開発してきたnuTonomyを買収すると明らかにした。
「Ottomatika」にnuTonomyの力が加わる 世界基準を確立へ
今回の取引においては、アーンアウト条項が含まれており、デルファイは、4億5000万ドルで買収することに合意しているが、4億ドルを先に支払い、のちにアーンアウトとして5000万ドルを支払うことになっている。
この買収により、デルファイの自動運転を担当する「Ottomatika」ADチームには、nuTonomyの技術者や科学者を含む100人以上の従業員が加わることになり、AD分野の展開を更に加速させていく。
nuTonomyの共同創始者でCEOのKarl Iagnemma氏は、
「同じ目的を持つデルファイに加わることは、我々を大きく前進させると考えている。自動運転技術を開発する会社同士が協力し、自動運転技術に関して卓越した世界基準を作り上げたい。」(プレスリリースより引用)
と述べた。
(画像はDelphi Automotive ホームページより)
Delphi Automotive プレスリリース
https://www.delphi.com/