職場の適切な管理を
歴史の中で「変化」の必然性を否定することはできない。10月11日のsiliconrepublicでは、企業の未来のために、変化する職場をどのように管理するべきか、専門家の意見を掲載している。
社会動向をみる
全米企業ランキング「Fortune 500」をみると、発行当時の1955年から現在まで、トップ500に残っている企業は60社。企業はビジネスチャンスに適応する戦略を変えながら、職場も変化していった。
経営コンサルタントでHRのプロ、デイブ・ウルリッチ氏は、変化する要因を「職場の内外」で分析している。
職場の外で起こる変化は、「社会的」「技術的」「環境的」「政治的」「経済的」「人口学的」の6つのカテゴリーがあり、それに即した形で変化が現れる。この予測を行うことで、未来に合わせた職場づくりができると話す。
職場内動向をみる
そしてもう1つ、職場の中で起こる変化は労働力、すなわち人材の変化だ。リーダーは従業員の能力を評価し、個人や世代のニーズを理解しながら、適切な職場管理に重点を置く必要があるという。
なぜならビジネスパフォーマンスに影響を与えるのは「組織文化」「システム」「プロセス」であり、個人の才能の4倍もの影響を与えることが氏の研究で明らかになっている。
つまりそれぞれに才能があっても、「職場」は良くも悪くも仕事の成果を変えてしまう可能性があるということだ。
(画像は写真ACより)
siliconrepublic
https://www.siliconrepublic.com/