1,300カ所の学習センターで教育を支援 安全な養育環境を
世界中の子どもたちの命と、健康を守るために活動する、公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ロヒンギャ族の子どもの教育支援をするため、1,300カ所の学習センターの設置計画があることを、2日のプレスリリースで発表した。
暴力などから逃れるため、ミャンマーからロヒンギャ族が越境してきており、その中には多くの子どもがいる。そんな子どもたちに、安全な養育環境を届けるべく、ユニセフは難民キャンプや仮設居住地に、1,300カ所の学習センター設置を計画していることを明かした。
182カ所に1万5,000人 20万人の子どもへ教育支援を
ユニセフは既に、コックス・バザールの難民キャンプや仮設居住地において、182カ所の学習センターを設置。そこでは、1万5,000人の子どもが学習している。今回の計画などを実現し、来年にかけて20万人の子どもが、教育を受けられる環境の構築を目指していく。
英語、数学、国語、科学などの通常授業に加え、衛生習慣や生活に必要なスキルを学ぶことができる場所となっており、心理社会的カウンセリングも受けられる。
ユニセフは、教育を受けている4歳から14歳までの子どもへ、本、ペン、色鉛筆などといった学習用品の支援も行っている。
(画像はプレスリリースより)
公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/