8月の住宅着工戸数は、2.0%減の8万562戸
国土交通省は9月29日、「建築着工統計調査報告(平成29年8月分)」を公表した。
建築着工統計調査報告のうち「住宅着工」の動向をみると、平成29年8月の住宅着工戸数は、前年同月比2.0%減の8万562戸。2か月連続で減少している。季節調整済年率換算値(季節調整値)は前月比3.2%減の、94万2,000戸である。
分譲マンション33.7%増で3か月連続で増加
利用関係別の着工数をみると、「持ち家」は前年同月比7.4%増となり、3か月連続の減少となった。季節調整値では前月比4.5%の減少。
「貸家」は前年同月比4.9%減少し、こちらも3か月連続で減少している。季節調整値は前月比1.2%減だった。
「分譲住宅」は前年同月比12.0%増となり、こちらは3か月連続で増加している。季節調整値では前月比9.1%の減少となっている。
分譲住宅のうち「分譲マンション」、は前年同月比33.7%の増加。3か月連続での増加。分譲住宅のうちのうち「分譲一戸建住宅」は前年同月比0.8%増で、前月の減少から、再び増加へと転じた。今後の動向に注目したい。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000711.html