サービスの質向上とスタッフの負担軽減を目指す
株式会社カナミックネットワークとパナソニック株式会社、株式会社学研ココファンが、サービス付き高齢者向け住宅におけるサービス向上とスタッフの負担軽減を図る実証プロジェクトを、9月25日から開始した。3社のそれぞれの技術、ノウハウを活かすプロジェクトとなる。
カナミックネットワークは、地域包括ケアの実現に向けた情報共有システムや介護事業者向け業務システム等を全国で展開している。「カナミッククラウドサービス」は地域包括ケアシステムを実現するために開発された。2017年3月時点、477地域の自治体、医師会で導入されている。
Iot連携によるプロジェクト
同プロジェクトは、学研ココファンが運営する「ココファン藤沢SST」(神奈川県藤沢市)の全居室に、パナソニックの「エアコンみまもりサービス」を設置。高感度センサーで得られる入居者の住空間情報、生活情報を、「カナミッククラウドサービス」の情報共有プラットフォームに同期させる。これにより、入居者の安否状況、睡眠状況、部屋の温度・湿度を介護職員等が把握できるようになる。
同プロジェクトが実施される「ココファン藤沢SST」は、自立期から要介護・終末期まで対応するサービス付き高齢者向け住宅70戸に加え、居宅介護支援、訪問介護、通所介護、訪問看護、クリニック・薬局等様々なサービス、包括的なケアを提供している。
「エアコンみまもりサービス」は21016年6月にパナソニックが開発し、熱中症・脱水等の危険性、夜間の利用者の状況を把握。職員の負担軽減、入居者の安心感を得ている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社カナミックネットワーク ニュースリリース
https://www.kanamic.net/