スター・トレックとリーダーシップ
スター・トレックはアメリカの人気テレビドラマに始まり、人種差別や性別差別のない未来を舞台に奇異な姿をした異星人との交流や友情、戦争を描いている。
「SPACE.com」では、スター・トレックを例に挙げ、理想のリーダー像について論じている。
相手に対する寛容
スター・トレックでは、異星人の相手の文化を尊重して干渉しない。多様性により争いが生じるが、寛容と協調・調和の姿勢にて解決に取り組む。また、あら探しをせず、相手の価値観や考え方を批判しない。
ビジネスにおいて、人種、性別、文化などの相違を多様性として受け入れたうえで、相手を理解することは非常に重要である。合わせて、相手の長所など良いところや優れたところを吸収して、自己成長に活かす姿勢を心掛ける。
現状に対する疑問
スター・トレックの主要な登場人物らは、常に現状を疑問視する。現状に満足しない、疑問を抱くことにより進歩、成長でき、目標達成や大きな成果につながる。
また、リーダーは論理的思考と感情的思考が必要であると結論付けている。問題・課題解決など意思決定において、リーダーは論理的思考による解決力と感情的配慮に基づくコミュニケーション力が必要であるという。
周囲との協調性
スター・トレックにおけるリーダーは、戦略的、虚勢的、懐疑的、皮肉的、忠実的といった際立った特徴により表現されている。
なかには、リーダーの資質に当てはまらない特徴もあるが、全てのリーダーが協調的である。周囲の意見を受け入れ、正しい方向性へ導くリーダー像が描かれている。
ビジネスも同様に、リーダーは独りよがりではなく、周囲と協調することが求められる。
(画像はPixabayより)
SPACE.com
https://www.space.com/38248-star-trek-lessons.html