ノルウェーの探鉱事業に初参画
国際石油開発帝石は9月15日、ノルウェー王国のバレンツ海西部にある探鉱鉱区の権益を取得したと発表した。
オペレーターのLundin Norway社(Lundin Petroleum社の子会社)が60%を所有しており、40%の権益を取得した。国際石油開発帝石がノルウェー王国にて参画する初のプロジェクトとなる。
権益を取得したPL767鉱区は、バレンツ海西部の沖合約120キロメートルに位置し、水深は300~400メートル、鉱区面積は約211平方キロメートル。初期探鉱期間は2023年2月7日までの予定だ。
今後はノルウェー政府及び、オペレーターでこの鉱区の60%の権益を取得するLundin Norway社との必要な手続きを行った後、石油・天然ガス探鉱の可能性を調査していく。
大規模な油ガス田発見が期待できるバレンツ海
ノルウェー王国ではノルウェー領の北海域を中心に、1960年代から石油・天然ガスの探鉱活動が盛んに行われ、多数の大型油ガス田が発見されてきた。その後、探鉱活動地域は北海から更に北方に位置するノルウェー海やバレンツ海にまで広がっている。
バレンツ海は近年、数億バーレル規模の大型油ガス田が相次いで発見されており、有望なエリアとして期待されている。
(画像はプレスリリースより)
国際石油開発帝石株式会社のプレスリリース
http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2017/20170915.pdf