ロヒンギャ問題についてミャンマー政府へアクション
9月5日から7日、インドのナレンドラ・モディ首相が、ミャンマーを訪問する。
首相は中国で行われているBRICSサミットに出席した後、インドへ帰国する前にミャンマーへ立ち寄る。
BRICSサミットでは、ASEAN諸国や中国との経済政策について会議が行われている。
現在インドは、東南アジア諸国との連携をはかる「アクト・イースト」政策を継続・強化するのか、中国と積極的に関わろうとする「コンテイン・チャイナ」政策に移行するのか、重要なポイントに差し掛かっている。
しかし、今回のミャンマー訪問の目的は、経済的な問題ではない。暴力事件が拡大し、混乱しているラカイン州の問題について、アウンサンスーチー率いる政府と話をするためだ。
インドが抱える違法移民の問題にも関連 さまざまな視点から問題解決を
ロヒンギャ族が大量に国外へ避難している状況を受け、インド外務省の幹部Sripriya Ranganathan氏は、
私たちはインドがこの状況に対してどのような手助けができるか、話し合うつもりだ。
多くの国が影響を受けている。しかし、最終的にはミャンマー政府が対処する問題だ。(live mintより)
と述べている。
Ranganathan氏は、インドが長年抱え続けている違法移民の問題が解決しなければ、難民問題は解決しないという。
Ranganathan氏は、
ラカイン州の問題はさまざまな側面を持っている。発展的な要素、人道的な要素、セキュリティ的な要素など、すべての要素が関連し、すべてが重要だ。(The Daily Starより)
と述べている。
(画像はThe Daily Starより)
The Daily Star
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