知見等を広げることを期待
ビジネススクールのパイオニアであるグロービスは、これまでも社員の多様なライフススタイルに合わせて働き方改革に意欲的に取り組んできていた。今回は新たに「副業制度」を導入し、社員が副業を通して得た人脈や知見を活用して、より高いステージで活躍することを期待する。
基本ルールもしっかりと設定
同社は今回、全正社員を対象に副業を認めるとしてはいるが、副業を行うにあたってのルールもしっかりと設定している。基本的なルールとしては、「本業に支障をきたさないこと」、「本業と副業を通算して法定労働時間内に収めること」等がある。
積極的に働き方を改革する
同社は積極的に働き方改革に取り組んでおり、本制度以外にも、オフィス以外の場所での業務を認める「リモートワーク制」や、日によって勤務時間が変わる「変形労働時間制」等がある。また、企業風土の維持のため社員交流にも力を入れている。一部スペースにカフェを設置したり、チームミーティングを合宿で行ったり、更には、社員旅行を取り入れる等して定期的に社員が顔を合わせる機会を提供している。
副業と本業の相乗効果のために
近年、副業を容認する企業が増えてきているが、今まで難色を示していたのは、本業への影響を考えてことであろう。副業の持つメリットが本業との相乗効果を発揮するためにも、同社の様なしっかりとした基本ルールは必須ではないだろうか。
(画像はグロービス ホームページより)
グロービス ニュースリリース
http://www.globis.co.jp/news/20170720_01.pdf