近大で「太陽光エネルギー応用の化学2017」の国際会議
学校法人近畿大学は8月23日、同大学院総合理工学研究科と理工学部による「国際会議~太陽光エネルギー応用の化学2017~」を、この8月30日と31日に同大学で開催すると発表した。
この会議は、文部科学省の「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(平成26年~30年度)」に採択されたプロジェクト「太陽光利用促進のためのエネルギーベストミックス研究拠点の形成」の一環となり、国内外の研究者による特別講演のほか、同大学教員、大学院生および学生による研究成果の発表が行われる。
プロジェクトは、総事業費約3億6,400万円をかける大事業で、プロジェクトリーダーの藤原尚理工学部長を中心に、多くの教職員、大学院生および学生が、「光物質変換」「光エネルギー変換」「省電力素材」の3つの研究テーマに取り組んでいるという。
太陽光エネルギーに関する特別講演など
会議では、中国の中国科学院、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校、広島大学など、太陽光エネルギーに関する最先端の研究を行う研究機関から研究者7人を招き、光触媒や有機太陽電池など、太陽光エネルギーに関する特別講演が行われる。
また、同大学の教員、大学院生および学生が、プロジェクトに関連する最新の研究成果報告を行うほか、参加する大学院生のうち8人は、研究成果を英語で発表することで国際的な学術発表の場で通用するプレゼンテーション能力を身に付けることも目的とのこと。
【開催概要】
日時:平成29年8月30日(水)、31日(木)(2日間)
会場:近畿大学東大阪キャンパス11月ホール、小ホールほか
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線長瀬駅徒歩)
参加者:国内外研究者7人ほか
(画像はプレスリリースより)
学校法人近畿大学 プレスリリース(News2u.netより)
http://www.news2u.net/releases/155662