6月から掘削
ミャンマーで石油・天然ガス開発事業を手がける民間会社であるMPRL E&P社は、A-6ブロックの井戸「Pyi Thit- 1」でガスを発見したことを発表した。これは、A-6ブロックで達成した3つ目のガス井戸の発見となる。
「Pyi Thit- 1」は、2017年6月10日に掘削活動を開始し、7月15日には6,565フィート(2,001メートル)での回転テーブルから測定して、14,993フィート(4,570メートル)の深さに達した。
井戸は、圧力測定とガスサンプリングを通じて確認したところ、純ガス供給の最小値115フィート(35メートル)を満たす、207フィート(63メートル)の大きなガス柱に交差した。
そして、「Pyi Thit- 1」は、2017年8月3日に、64分の44チョークを通ったガス流量が1日あたり5,000万立方フィートとなる、ガスベアリング砂をテストした。現在、井戸は掘削され計画通りに据え置かれている。
その後、トランスオーシャンの船形掘削船DDKG2は、A-6ブロックで掘削探査プログラムを継続するために、「Pyi Tharyar-1」の位置に移動する予定である。
新しいガス井の可能性もあるA-6ブロック
同社の最高経営責任者(CEO)であるU Moe Myintは、この井戸の掘削が成功したことは、2012年にPyi Thar井戸を掘削し最初のガスを発見したMPRL E&P社が開拓した資産である新しいガス資源を、国へもたらすために、A-6ブロックは最も先進的なオフショア探査ブロックであることの確認であるとし、さらに、次のように述べた。
「A-6ブロックでのこの最初の発見は、ミャンマーのベンガル湾におけるベンガル扇状地と対照的で、まったく新しいガスの活動のスタートです。私は、MPRL E&P社が、国の成長に向けた新しいパワーを養成するために、ガス資源の未来を切り拓き続けることに誇りを持っています。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
MPRL E&P
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