民族衣装だけではなくファッションとしての需要増
ミャンマー情報省のウェブサイトで、チン州の伝統的な手織物が紹介された。
近頃、チン州でつくられている伝統的な手織物に注目が集まっている。国内外からの需要が高まっており、現地で生産が続けられている。
伝統的な手織物は、チン州のHaka、Falam、Tiddim地方でつくられている。手織物は結婚式などの特別なイベントの民族衣装として使われていた。
しかし最近では、ヤンゴンやマンダレーなどの都心部や、Monywa、Kale、Tamu地方にもショップがオープンし、民族衣装としてだけではなく、ファッションとして活用されるようになってきている。
手織技術は若い世代へ継承 女性の職業として確率
以前は手作業のみでつくられていたが、Kale、Gangaw、Monywa、Amarapura地区では機械による生産も行われるようになった。
注目されているのは昔ながらの手織物で、特にミャンマーに住む外国人に好まれているという。
生産は丘の上にある村で行われる。村ではほぼすべての家で手織物が使われている。伝統的な手織技術は古い世代から若い世代へと受け継がれる。国内の事業としてのトレーニングも行われている。チン州の女性は手織技術を通して簡単に仕事を得ることができる。
製品は100%コットン。下着を織るだけでも約1ヶ月かかるという。価格は、デザインやパターン、色、テクスチャによって10万チャットから100万チャットになる。
(画像はプレスリリースより)
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/5/08/2017/id-11246