将来的に商用化を目指す 2次的な衝突の発生が全体の30%に
韓国最大の自動車メーカーであるヒュンダイ自動車は1月23日、マルチコリジョン・エアバッグシステムの開発および将来的な商用化を目指していることを発表した。
アメリカの国家道路交通安全局(NHTSA)によれば、衝突事故10件中3件は2次的な衝突を起こしているデータがあるとしており、同社は複数の衝突いわゆるマルチコリジョンに対処するため、ドライバーや乗員の安全性を高めて、けがを減らす革新的なマルチコリジョン・エアバッグシステムを効果的に導入していく方針だ。
最初の衝突から乗員の位置を検出 2次的な衝突で素早く反応
ヒュンダイ自動車の新しいテクノロジーでは、最初の衝突から乗員の位置を検出、2次的な衝突で素早く反応し、エアバッグが起動するため、けがのリスクを大幅に減らすことが可能になる。
シャーシ・テクノロジーセンター長を務めるTaesoo Chi氏は、
「我々のコミットメントである乗員を守り、けがを避ける“より安全な自動車づくり”を目指すため、今後も継続的に様々な衝突についての調査を行っていく。」(プレスリリースより引用)
と述べた。
(画像はプレスリリースより)
Hyundai Motor America プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/2698