通信や放送、郵便分野などについて協議
総務省は、佐藤総務副大臣が、1月8日から10日までミャンマーを訪問し、ミャンマーと日本の通信、放送及び郵便分野における協力を推進に向けて、運輸・通信省のU Thant Zin Maung大臣、情報省のPe Myint大臣をはじめとする政府要人と会談したことを報告した。
まず、U Thant Zin Maung運輸・通信大臣との会談では、ミャンマーにおける通信、郵便及びサイバーセキュリティに関する協力などの進捗状況について意見交換を行い、今後のさらなる関係の強化について確認した。
そして、Pe Myint情報大臣との会談では、国営放送であるMyanmar Radio and Televisionの能力強化、日本とミャンマー両国の協力による番組制作会社の設立や放送コンテンツの共同制作等について意見交換を行い、取り組みの継続・強化について確認した。
郵便分野における協力に関して継続的に覚書を締結
さらに佐藤総務副大臣は、ミャンマーにおけるサイバーセキュリティ能力構築等を目指し、総務省が主催したサイバーセキュリティに関するワークショップに出席して主催者代表挨拶を行い、国家レベルでのサイバーセキュリティ対策の重要性等を強調した。
また、ODA技術協力プロジェクトとして日本の専門家が技術指導を行っているヤンゴン中央郵便局を訪問し、Kham Aung郵便総裁と会談を行うとともに、日本の支援により向上したミャンマー郵便のサービス提供現場を視察した。
総務省とミャンマー運輸・通信省との間では、郵便分野における協力に関する覚書に基づき、郵便サービス能力の向上に向けた ODA技術協力等、二国間の協力を積極的に推進してきた。最新の覚書は、2018年5月、当時の坂井総務副大臣がミャンマーを訪問した際に署名交換している。
(画像は総務省ホームページより)
総務省プレスリリース
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