肝臓を提供したお父さんなどがオッカーチョー君を迎える
海外・発展途上国に医師・看護師を派遣し、アジアの子どもの命を守る国際医療ボランティア組織である認定NPO法人ジャパンハート(以下、ジャパンハート)は12月17日、日本で小児生体肝移植手術を受けたオッカーチョー君に関して、11月30日にミャンマーへ帰国したと発表した。
ミャンマーから来日し、九州大学病院で小児生体肝移植手術を受けたオッカーチョー君が、11月21日に退院し、11月30日にミャンマーへ帰国。肝臓を提供したお父さんや1歳の妹などが、オッカーチョー君をヤンゴン空港で迎えた。
ミャンマーでの生体肝移植手術実施に向けて準備が進む
今回のオッカーチョー君の手術は、生体肝移植技術移転プロジェクトの一つとして行われ、本格的なスタートを切った形となっている。来春にはミャンマーで、同じ病気に苦しむ子どもたちを救うため、生体肝移植手術の実施に向けて準備が進む。
ジャパンハート・ミャンマー専門医療ミッションの河野朋子氏は、手術を待つ患者や、それに関わる医療者にとって、力強く前向きに病気と闘ってきたオッカーチョー君は希望の星であるとしている。
(画像はジャパンハート ホームページより)
ジャパンハート 活動レポート
https://www.japanheart.org/