好調な業績
グルーポ アントリンは、2018年度9ヶ月決算を発表した。新製品の売上が好調であり、前年を上回る好調な業績である。2018年度9ヶ月の売上高37億9400万ユーロ(前年比1.2%増)に達したと報告された。
なかでも、オーバーヘッド事業14億1600万ユーロ、ドア事業13億2200万ユーロは、前年比10%増を記録した。コックピット&コンソール事業は(8億300万ユーロ)、ライト事業(2億5400万ユーロ)は、前年比8%増の成長であった。
また、第3四半期の売上高は11億9200万ユーロ、前年比3.1%以上の増加であった。
投資の継続
EBITDA(支払利息、減価償却費を含めたキャッシュ利益)は、2億5400万ユーロとなり、前年5700万ユーロと比べて増加した。
世界の自動車市場の成長不振、イギリスのEU離脱に対する不信感の高まり、乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験(WLTP)の導入などの影響を受け、アメリカ、中国における新規プロジェクトの始動、新工場の建設が遅れた結果である。
世界の自動車市場では、第3四半期の売上高が前年比0.1%減となったが、グルーポ アントリンは、主要製品の強化に伴う投資を継続する意向を示す。
(画像はGROUP ANTOLIN HPより)
GROUP ANTOLIN
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