日本人の4人に3人が後悔
公益社団法人日本歯科医師会は、全国の15~79歳男女10,000人を対象に「歯科医療に関する一般生活者意識調査」を実施した。インターネットによる調査で、実施期間は2018年4月20日(金)~4月21日(土)。
調査結果によると、年齢が高くなるにつれ歯科受診を先延ばしにして後悔したという人が多かった。日本人の4人に3人が、歯の治療について後悔しているということが分かった。日本人は世界的にみても歯や口腔内ケアに対する意識が低いことがうかがえる。
年代別口腔内の悩みとして、若年世代が気になるのは「ホワイトニング」や「虫歯」、熟年世代では「歯周病」や「正しい歯の磨き方」がランクインした。また、年代に関係なく「口臭」は誰しもが気になる項目であった。
人間ドックよりも後回しな歯科検診
また、「歯の治療の先延ばし意識と実態」に関する質問では、歯科には歯が痛くなったり詰め物が取れたりしない限り行かず、先延ばしにされるケースが多いことが分かった。
さらに、先延ばしにする人ほど口の中に何かしらのトラブルがあると回答している。
歯科検診は、人間ドックなどの健康管理よりも後回しにされる傾向にあることが明らかになったが、先延ばしにして後悔しないように、歯の健康を意識することが大切だ。
(画像はphotoACより)
公益社団法人 日本歯科医師会
http://www.jda.or.jp/日本歯科医師会 プレスリリース(共同通信PRWire
)
https://kyodonewsprwire.jp/release/201811070055