「認知症予防アプリ」のダウンロード数、5万件を突破
太陽生命保険株式会社(以下「太陽生命」)は11月12日、東京都健康長寿医療センターと共同で、日常的な歩行速度の基準値や地域、気候による影響の研究を実施すると発表した。
「人生100年時代」の到来を迎え、太陽生命は元気に長生きする社会の実現を目指して、「太陽の元気プロジェクト」を推進している。その一環として軽度認知障害(MCI)のリスク予兆を通知するスマホアプリ「認知症予防アプリ」を平成28年10月から提供し、顧客の歩行速度を継続的に測定してきた。
現在アプリはダウンロード数5万件を超え、全国で利用されている。
膨大なデータを活かして予防行動開始時期の指標に
10月に開始した共同研究は、2021年3月まで続けられる。
膨大な歩行データを用いた研究は、認知症を含む加齢による様々な症状の判定を簡素化し、予防行動開始のタイミングを計る指標となることが期待されている。
太陽生命は今後も保有データを活用した研究などを進めて商品・サービスの開発に活かし、超高齢化社会の課題解決に取り組んでいく方針だ。
(画像は太陽生命公式ホームページより)
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