秋田銀行が「認知症保険」の取扱開始
株式会社秋田銀行は9月28日、高齢化社会の進展に伴って高まりつつある認知症リスクに備えるため、認知症保険の取扱いを10月2日から開始し、保険商品のラインナップを拡充すると発表した。
同行が取扱うのは、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社の「リンククロス 笑顔をまもる認知症保険」で、比較的簡易な告知により、健康に不安のある人も加入し易い特長がある。
またこれは、認知症予防を目的とした業界初のMCI(軽度認知障害)にも対応した保険商品となり、同行の全営業店および保険プラザにて取扱うとのこと。なお同商品を取扱うのは、東北の地方銀行では初めてという。
この主な特長は、 医師から初めて認知症と診断された場合、「認知症一時金」が支払われ、また医師から認知症の前段階にあたるMCI(軽度認知障害)と診断された場合には、「軽度認知
障害一時金」が支払われる。
健康に不安のある人でも加入し易い引受緩和型商品
また、契約者は「認知症サポートSOMPO笑顔倶楽部」の会員となり、認知機能検査などの認知機能低下予防を支援する各種サービスが受けられるほか、医療保険や介護保険と比べて簡易な告知基準(最大5つの告知項目)となっており、健康に不安のある人でも加入し易い引受緩和型商品となっている。
なお同行では、現在800名を超える職員が「認知症サポーター」の認定を受けており、今後も高齢化社会に備えるサポート体制を強化し、顧客の多様なニーズに応えていくとしている。
(画像は株式会社秋田銀行のHPより)
株式会社秋田銀行 プレスリリース
https://www.akita-bank.co.jp/download/pdf