赤ちゃんの虫歯予防におやすみ前のフッ素塗布

ピジョン株式会社は20日、泡状のフッ素塗布剤「ピジョン　おやすみ前のフッ素コート」を新発売した。低月児でも自宅で手軽にフッ素塗布ができる商品である。

赤ちゃんの乳歯は、永久歯よりも虫歯になりやすい。神経を守るエナメル質や象牙質が永久歯よりも薄いからだ。加えて歯が黒くならずに白いまま虫歯が進行するという特徴があり、気づかないうちに虫歯になることが多い。

乳歯はどうせ抜いてしまうのだから虫歯になっても問題ない、と思っている人はいないだろうか。残念ながら事はそう単純ではない。乳歯が虫歯になると、口の中に虫歯菌が増え、歯茎の中の永久歯まで虫歯になりやすくなってしまうのだ。つまり乳歯が生え始めたら、歯磨きを始めとするケアが大切なのである。

同商品は、ピジョンと歯科医師が共同で開発した。フッ素濃度は100ppmと低濃度であり、赤ちゃんが毎日使用するのに適している。また同商品は歯に塗り広げやすい泡タイプである。

加えて使用後のすすぎは不要である。うがいができない赤ちゃんでも使えるのだ。寝ている間に赤ちゃんの虫歯の発生・進行を予防するとともに、歯質を強化してくれる一品である。

（画像はプレスリリースより）




ピジョン株式会社　プレスリリース
https://www.pigeon.co.jp/news/assets/pdf/20180820.pdf