自動車用アルミニウム製部品の生産を拡張
デンソーグループのデンソーエアシステムズは6月28日、4,500万ドル以上の投資を行って、クリスチャン郡の拠点を拡張し、フルタイムで45人の雇用を創出すると発表した。
ケンタッキー州のMatt Bevin知事は、次のようにコメントした。
「デンソーは、数年前にホプキンスビルに工場を開設して以来、高いレベルの企業であることを証明してきました。事業の規模を倍増させるこの拡張は、クリスチャン郡地域と住民にとって嬉しいニュースです。我々は、デンソーがケンタッキー州で急速な成長を果たしていることを歓迎するとともに、この地に対し継続的に投資をしていることに感謝します。」(プレスリリースより引用)
デンソーエアシステムズは、ホプキンスビルのFrank Yost Laneに、4万8,000平方フィートの施設を建設し、建物の面積を倍増させ、顧客からの需要増加に対応するために新しい設備を購入する予定である。
この拡張により、自動車産業に向けた、アルミニウム製のHVACパイプ、チューブおよびホースアセンブリの生産が増加する。
2011年に設立されたデンソーエアシステムズのホプキンスビル工場は、現在124人の従業員を雇用しており、また、ミシガン州とケンタッキー州の工場で308人の従業員を雇用している。
関係者のコメント
クロフトンのWhitney Westerfield上院議員は、プロジェクトを実現させた人たちに賞賛し、次のように述べた。
「デンソーエアシステムズのホプキンスビルへのコミットメントを嬉しく思います。ケンタッキー州の自動車製造業の力を強化しながら、地域に新しい雇用をもたらすことをサポートしている、我々の地方や州の経済開発チームの仕事にも感謝しています。」(プレスリリースより引用)
また、ホプキンスビルのCarter Hendricks市長は、この拡張により、この地域で事業を行うことのメリットが強調されると述べ、次のように続けた。
「デンソーは地域社会の貴重なメンバーであり、同社の継続的な成長をサポートすることを嬉しく思っています。この拡大は、ホプキンスビルとクリスチャン郡が優れた労働力、低い税金、強力なコミュニティリーダーシップ、すばらしい生活の質によって、ビジネスを行うのに最適な場所であることを証明しています。」(プレスリリースより引用)
ケンタッキー州は優遇措置を提供
ケンタッキー州経済開発金融公社(KEDFA)は、地域社会における投資と雇用の成長を促進するために、ケンタッキー・ビジネス・インベストメント・プログラムを通じて、同社に対し、90万ドルまでの税制優遇措置を事前承認した。
雇用と投資の目標を達成することによって、法人所得税の控除と賃金査定を通じて、業績ベースのインセンティブが同社に提供され、契約期間にわたり投資の一部を維持することが可能となる。
さらに、デンソーエアシステムズは、ケンタッキースキルネットワークから人材の提供を受けることもできる。ケンタッキースキルネットワークを通じて、同社は、無料の従業員募集と就職サービス、低コストのカスタマイズされた研修と職業訓練のインセンティブを提供される。
(画像はデンソーエアシステムズ ホームページより)
Kentucky Government プレスリリース
https://kentucky.gov/デンソーエアシステムズ ホームページ
http://www.dnas.co.jp/