しっかり自己主張を 攻撃的にはならず意見や求めることを伝える
コミュニケーション・スキルを改善し、より良いコミュニケーターになるには、自分を知ることが大切だ。感情に任せず、問題の解決などにつながるコミュニケーションの実現方法を、Kathleen Smith氏がPSYCOMの5月29日の記事で紹介した。
スポーツなどでは、「アグレッシヴになれ」と良く言われるが、コミュニケーターには「アサーティヴ(自己主張をする人)になる」ことが求められる。人を傷付けたり、攻撃的になったりせず、自身の意見や相手に求めたいことを伝えることができる人になるべきだ。全ての意見に同意するような受け身の姿勢にはならず、物事を自発的に発信していくと良い。
過去の問題などを蒸し返さず 目の前のものにフォーカスを
家族や友人、そして職場の同僚などと話すとき、過去の問題などを蒸し返したり、不平不満を言ったりして、目の前の問題にフォーカスしていないことがある。見聞きした現状をしっかりと伝え、相互で問題などを明確にしなくてはならない。
また、「いつも」や「今まで一度も」など、感情的な言葉の使用を避けることも大切だ。例えば配偶者が、食べ終わった皿をシンクの中に置いたままにしているとき、「私はこういう現状が嫌いなの。どうしたら解決できるかな?」など、言い争いをする方向ではなく、問題を解決する方向に、状況を持っていくと良いだろう。
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PSYCOM
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