電装部品を生産
自動車用電装部品のサプライヤーであるHELLAは4月27日、北京汽車集団有限公司(以下、BAIC)の傘下にある北京海納川汽車部件股份有限公司(以下、BHAP)と合弁会社を設立すると発表した。
新会社はHELLA BHAP Electronics (Jiangsu) Co., Ltd.で合弁契約の調印は北京モーターショーにあわせて4月26日に行われ、正式な会社設立は本年第2四半期の予定となっている。
HELLAは2014年よりBHAPと合弁会社を通じて共同で照明部品の事業活動を中国で行っている。
量産開始は2020年より
HELLAの最高経営責任者であるRolf Breidenbach氏は次のように述べている。
「中国の自動車市場の成長は世界でも著しく、自動運転、デジタル化、電動化において電装部品の需要は今後大きく拡大すると予測されている。BHAPは信用できる事業パートナーであり、今後もこれまでと同様に共同で事業活動を行うことで中国の需要拡大に最適なやり方で対応していくことができる。」(プレスリリースより引用)
HELLA BHAP ElectronicsはHELLAがBHAPと設立する2番目の合弁会社であり、出資比率は2社間で対等となる予定である。
この合弁会社の新工場は鎮江市に位置しており、すでに電装部品工場の建設工事が開始されている。
工場の規模は約7,000平方メートルで200名の従業員体制となっており、量産開始は2020年となる見通しでBAICグループ向けの主にエネルギーマネジメントおよびドライバーアシスタンス関連の電装部品を生産供給する計画となっている。
(画像はHELLAホームページより)
HELLA プレスリリース
https://www.hella.com/