塩水を遮断し水田に
エーヤワディー地域において、2つの河川の間に5つの水門を建設することによって、7,500エーカーの海水を含まない土地が創成され、モンスーン期や夏期の水耕栽培に利用することができる。
灌漑・水利用管理部門の第9局は、年に2回水耕栽培を行うために、レッポター地区のデルタ地帯において、Yway川とPyamalok川の間にある5つの島に水門を建設した。
局の関係者は、次のように説明した。
「我々は、5つの島で水門を建設している。第1島の第2セクターに塩水の進入をなくし、年2回の水耕栽培を行うために、7,500エーカーを利用する。我々は、予算配分に応じて、作業を継続する。」(プレスリリースより引用)
現在、第2セクターの2,500エーカーが、灌漑システムによって、夏期の水耕栽培のために利用されている。レッポター地区の農家によると、水門のおかげで、水田は、害虫や塩水から守られている。
複数期の栽培で生活水準を改善
そして、この計画は、二期栽培や三期栽培によって、地域の人々の経済的、健康的、教育的、社会的状況を改善することにも役立つ。三期栽培が行われた場合、この地域は急速に進歩することが期待される。
また、計画を実施するために、環境に優しい方策が適用されている。計画は、一般市民から集められた税金によって実施されていることから、市民にとって有益なものでなければならない。
(画像はプレスリリースより)
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/23/04/2018/id-13231